続きものの記事です~。まずは、

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角満家のネコ大将・ミュウは、じつにおもしろいネコだった。決して器量ヨシというわけではなかったが(失礼w)、そこはかとないかわいらしさがあり、行動がいちいちひょうきんで、見ていてホンワカする。大きなダミ声がトレードマークで、しょっちゅう、

ミュウ! うっせ!! もっとボリューム下げてくれ!!

と辟易とさせられたものだ。

そんなミュウは4年ほど、単独キャットということで我が世の春を謳歌していたのだが、突然やってきた闖入者により独裁者(?)の座から引きずり下ろされることとなる。

そう、アクアがやってきたのだ。

アクアも、以前掲載したコラム(→関連記事 ※ペットロスの話です!)にある通り里親を募っていたネコで、出自はミュウと同じ。とはいえ、ずっと1匹だけだったところに見知らぬネコが入ってくることになるので、ミュウの対応が心配だった。

「新参のちっこいニャンコに襲い掛かったらどうしよう……」

これが、とにかく懸念材料だったのだ。

でも、アクアを僕に引き渡してくれたペットショップの店員さんは、

「たぶん、3日で慣れると思いますよー。よっぽど相性が悪くない限り^^

とニコニコ顔。僕はその笑顔を見ながら、

(もしもその、“よっぽど相性が悪い”を引いちゃったらどうすりゃいいんだ……)

と胃をキリキリさせていたのだが、アクアを迎え入れることは決めてしまっていたので、あとはミュウに対応を任せるしかなかった。

「どうか仲良くしてくれよ……!!」

そう願いながら、僕はアクアを家に連れて帰ったのである。

そのときの写真が残っているので、1枚掲載しちゃおう。

ミュウは最初、アクアを見て、「ウーーー…………!! ファーーーー!!!(怒)」と怒ってばかりいた。攻撃こそしなかったがひたすら唸り続け、明らかな拒絶反応を示していたように思う。

しかし、子ネコの特権とも言うべき物怖じしない態度で、アクアはミュウにちょっかいを出す。

「遊んで遊んで!!^^」

という感じで。大きなミュウを小さなアクアが追い回す……という、攻守が逆転したようなやり取りは3日ほど続き、いつしか根負けしたミュウはアクアを見ても怒らなくなった。そして上の写真にあるような、ちょっかいを出し続けるアクアをミュウが力でたしなめる……という微笑ましい様子が、たびたび展開されるようになったのである。

そう、ミュウはとてもやさしいネコだった

僕にも、そして、アクアにも。

いつも穏やかで、基本的にはされるがまま。アクアと大喧嘩になっても、逃げ回っているのは身体の大きいミュウのほうで、攻撃的な姿はほとんど見せることはなかった。

でも、穏やかなホトケの顔でいたのは、家族とみなした者たちの前だけだった。

いまから7、8年前、同僚の中目黒目黒が我が家に遊びに来たときのこと。

酒を飲んで語り合っているうちに夜中となり、電車もバスもなくなったので、「じゃあ泊まっていけよ」ということになった。そして、居間の隣の客間に布団を敷き、「では、おやすみなさい~」と言って、僕も自室に行って寝入ったのである。

そんな、翌朝。

2階の寝室から1階に下りていくと、明らかに寝不足な顔をした目黒がすでに居間におり、僕を見て「あ、おはようございます……」と消え入るような声で挨拶をする。

「あれ? 早いね。眠れなかった?」

と聞くと、大きなクマができた双眸を僕に向けて、ボソボソとこんなことを言ったのである。

大塚さんが2階に消えてすぐに、枕元にミュウがやってきました……。そして「うー……!」と唸ったかと思うと、僕の顔に向かってシュッ! っと手を振り上げたんです! 怖くなって布団をかぶったんですけど、ミュウは枕元から動かず、ずっと僕を見張っていて……。完全に、怪しいヤツ認定されていました!! このネコ怖い!!!><

思い掛けない告白に僕はゲラゲラと笑い、「すまんすまんww
ww まさか、そんなことになっていたとはwwww」
と腹を抱えた。そしてそれ以来、目黒は我が家に泊まりには来なくなった

続きは……また、気が向いたらw

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