お正月になると、思い出します

お正月も2日目。

毎年箱根駅伝の中継を楽しみにしている僕ですが、1月3日に放送される復路になると、

「さあさあ復路だ!! 最初から最後まで見るで~!! ……でもコレが終わると、正月休みも風前の灯なんだよな……>< 嗚呼ッ!! 見たくない!!>< 復路見たくないよぉぉおお!!」

と、必ずネガティブになるというね(苦笑)。もうこの展開、毎年の風物詩になっていますわ。

……今回はそんな、お正月の風景のお話。

僕には一生忘れられない、“かまぼこの思い出”があるんです。

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言い間違えてしまった夜

僕は正月といっても、特別なことは何もしません。群馬の実家に帰ったりすれば、御節やら煮物やらお刺身やらやら、正月にふさわしい料理やお酒が出てきますけど、自宅にいるときはとくに何も^^; それこそ、駅伝の中継やお笑い番組を見ることで正月気分を味わう--。その程度のものだったりするんです。

でもわずかですが、「ぼちぼち新年だから、買いそろえておくかな」と思い立ち、必ず冷蔵庫に置いておくものがあります。

それは、伊達巻、かまぼこ、ハムという“我が家のお正月三種の神器”。とくに“かまぼこ”に関してはけっこううるさく、何種類か買ってきてキープしていました。

この年末も、とくに正月用の買い出しなんてしなかったんですけど、かまぼこだけは何本か買ってきました。「正月はコレで、日本酒とか飲むとうまいんだよな^^」なんて言いながら、ね。

そして、2019年最初の夜--。

「さあさあ、2019年1発目の晩酌といくかな!」

誰にともなくそう言って台所に立ち、冷蔵庫からビールと、「今日のおつまみ」とつぶやきながら、ご機嫌でかまぼこを出しました。

「さて、切りますか」

パッケージを開けて、赤と白で彩られた、ビニールハウスみたいな形をしたかまぼこを出します。するとその瞬間、足元から毛玉の気配が……。この感じは間違いなく、るーさんかステラが足元にやってきたわけですが、僕の口から出た言葉は、自分でも意外なものでした。

「あれ?www アクア、かまぼこ出したのわかったん?w」

口に出してすぐに、言い間違いに気づきます……。

「あ……。……アクアじゃなかった^^; るーさん? ステラ?」

言い直して足元を見ると、るーさんが不思議そうな顔で僕を見上げていました。

「ごめんごめん^^;」

るーさんに謝りながら、僕は独り言ちました。

「この時期にかまぼこ切ってると、思い出すなー^^;」

僕が言い間違えたのには、ちょっとした理由があったんです。

アクアが大好きだったな^^

るーさんが来る以前に、僕は2匹の猫を飼っていました。ともに里親会から引き取ってきた、オス猫のミュウと、メス猫のアクア。この2匹の猫については、過去記事でもじっくり書いているので、お正月休みのヒマつぶしに読んでみてくださいなw

※アクアのことだけ、こちらのリンクから

この2匹の猫はものすごく仲が良く、僕も持てる愛のすべてを注ぎ込むくらい大好きな存在でした。2015年と2016年に立て続けに喪ってしまったんですけど、いまだ夢に見ていっしょに遊んでいるくらい、僕の心に残っている猫なんです。

そんな2匹のうち、ミュウのほうは、いま思い出しても腹が立つくらい意地汚い猫でしたwww

僕が晩酌をしていると、そこに猫が好みそうなものが何もないときでさえ、耳元まで接近してきて大声で鳴きました。

(#`・д・)何か食ってる何か食ってる俺にも食わせろ食わせろ匂い嗅がせろ嗅がせろニャンニャーン! ナンナーン!!

って感じwww あるとき、片付け忘れた天津甘栗の袋をズタズタにされたことがあって、

「こいつが健在のうちは、食べ物はいっさい出しっぱなしにできないな……」

と心に誓ったものでしたw

一方、女の子のアクアのほうは、逆にこっちが不安になってしまうくらい欲がない猫でした。いかにも猫が飛びつきそうな、焼き魚を食べているときも、刺身を食べているときも、るーさんがまっしぐらのチーズを食べているときでも、基本的に、

(・ω・)シーン……

↑こんなw

意地汚く僕に取り憑くミュウを冷ややかに眺め、

|ー`ωー)=3 あさましい猫はイヤねぇ……

こんな感じで居眠りを決め込んでいたんです。

そんなアクアが唯一、

(#`・д・)ちょ、ちょっと!! そ、それ!! 1年に1回のお年玉なヤツでしょ!! 食べる食べる!! あちしも食べるお!!

このように取り乱す食材がありました。

それが、僕がお正月に食べる“かまぼこ”ーー。

今年と同じように、冷蔵庫からビールを出し、いっしょにかまぼこを取り出すと、もうそのときには足元にアクアがいましたw

(#`・д・)それ、かまぼこでしょ! あちし、知ってんねん!

そう言いたそうな顔で。

「アクアww なんでわかるの?w まだ切ってもいないのにw」

苦笑いをしながらかまぼこを切り始めると、もうアクアは止まれません。ふだんは絶対にそんなことをしませんでしたけど、このときばかりはお転婆なメス猫になって、僕のズボンを登り始めるんですw “この食べ物にだけは目がない”っていいますけど、アクアにとっての唯一無二の大好物が、お正月のかまぼこでした。

けっきょく僕のほうが音を上げ……というか、アクアがわがままを言うのは本当にかまぼこのときだけだったので、

「はいはい^^; わかったよ、アクア。かまぼこだよね。大好きなんだもんね^^」

そう言って、何切れかお裾分けしてあげていました。人間が食べるものを与えるのは……という考え方もありますけど、

「これくらい、いいよな。……ね、アクア」

夢中でかまぼこをがっつくアクアをなでながら、毎回毎回そんなことを言っていましたw

アクアが亡くなってから、6月で3年になります。人間的には、三回忌ですね。

今年は賑やかな2匹を従えながら、ちょっと高級なかまぼこを墓前に供えようと思います。

--これが僕の、かまぼこの思い出。

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